町田エリキが神戸へ期限付き移籍で思ったこと

町田FWエリキの神戸への期限付き移籍が発表されましたね。

今シーズン僕が割と考えていたこと。それは、「エリキをどうするか」問題です!

それについて、ちょっと書いてみたいと思います。



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💚 この記事をお読みいただき、ありがとうございます!💚

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1. 2024年のエリキは、まずまず微妙な活躍だった

J2だった2023年の夏ごろに大怪我を負い、約1年後、J1に昇格した2024年シーズンの途中に復帰したエリキ。

J2時代には約半シーズンで18ゴールを挙げ、序盤戦の躍進に貢献した彼は、ご存じの通り、2023年のJ2のMVPにも選ばれました。

そんなこともあり・・・

J1で復帰した時には活躍が期待されていましたが、結果的には

  • リーグ戦26試合で3ゴール1アシスト

に終わりました。

カップ戦も合わせると、4ゴール4アシストの結果でした。

町田自体、守備的なサッカーを志向しているチームなので、その数字は別にそこまで悪いとは思わないです。



2. エリキのスピードは落ちた?気になる数字

しかし。

僕がずーっと気になっていたのは、「スピード」です。

J2時代のエリキは、めちゃくちゃ足が速いというイメージがありました。まあ、相手がJ2の選手というのもあるでしょう。

それで、Jリーグのデータを見てみました。

すると、2024年の町田の選手の中で、トップスピードのランキングが出ていました。

エリキの順位は、7位でした。実は、仙頭と同じトップスピードだったらしいのです。

この数字をどう取るかはいろいろあると思いますが、僕は、やっぱりなと思いました。

昨シーズンの試合では、裏に抜けるボールで走り勝てないことがほとんどでした。

スピードで勝てないので、ゲームメイカーのような役割をすることが多かったです。

もちろん、「トップスピード」と「アジリティ(緩急)」は別の概念なのは分かるのですが、それでも、「?」と感じるシーンが多かったです。

医学的なことは詳しくないのですが、「前十字靭帯断裂」「半月板損傷」により、スピードが落ちたのでは?と思いながらずっと見てました。



3. キャンプに不参加!

そんなエリキでしたが、僕のシーズンオフの予想では、移籍もあるのでは?と思ってました。

全く根拠のない話ですが、長崎が移籍金を払って強奪する!とか思ってました。w

西村のような強力な選手も早々に加入が決まったので、中東か、もしくはブラジル帰国もあり得るのでは?とも考えていました。

もちろん、多くのブラジル人選手は年俸を目安に移籍を選んでいる(勝手な)イメージもありますが、エリキに関しては、家族を大切にしてそうな感じなので、そろそろ帰国もあるかなーと思ってました。

しかし、蓋を開ければ、シーズン前の登録メンバー入り。

この時点での僕の感想は、移籍金を払うクラブが現れなかった、もしくは、ローンで放出しないなら、町田はエリキの復活を信じてるんだなーという感じでした。

しかし、その直後、キャンプの不参加が発表されました。

勘の鋭い方はここで展開が読めたのかもしれませんが、僕は読めませんでした。w

エリキは最初のシーズンも合流が遅れたので、「もしかして重役出勤を許可する条項が契約に入ってるのでは?」とか思ってました。w

でも、今から考えれば、この時点で構想外だったのかもしれませんね。本当の事は分かりませんが。



4. 町田の前線は戦力過多

かなり性格の悪い考え方をする僕なので、昨シーズンからずっと「エリキの年俸コスパ悪いな・・・」と思ってました。w

このまま3-4-2-1のフォーメーションで行くと仮定して、

  • CF オセフン デューク 桑山
  • SS 相馬 西村 ナサンホ 藤尾 バスケス

あたりがベンチ入りメンバーだと考えると、ここに恐らく高額年俸のエリキはもったいないでしょう。

神戸さんが満額の年俸を負担してくれるのかは分かりませんが、町田的にはエリキのローン放出は自然な流れだったのではないでしょうか。

エリキの町田との契約期間は2025年12月31日までとなっており、これがお別れということになるでしょう。



5. 町田の夏の補強の伏線?

かなり気が早いですが、エリキの年俸が浮いたことで、夏の補強の伏線も見えてきたのでは?とチョット思ってます。

話し半分で聞いてください。

けが人の状況にもよりますが、僕の予想では、夏の補強の最重要ポイントはボランチになるのでは?と思っています。

現在の状況では、

  • 前 白崎 下田 仙頭

この四人の選手がベンチ入りしています。

昨シーズンから、ボランチは町田の最大のウィークポイントだと思ってましたが、それは今シーズンも変わっていないと思います。(基本的には中盤を省略したダイレクトプレーを志向するので、当然と言えば当然です)

話しは少しずれますが、個人的には、昨シーズン、白崎選手がほぼ全試合スタメンに選ばれていた状況に首をかしげていました。

運動量こそあれ、特にインターセプトやデュエルが強いわけでもなく、イージーなパスミスが多い印象なので、名古屋戦で下田選手が代わりに先発入りした時には、「やっとか・・・」と思いました。

(これは勝手な妄想ですが、本人としても、どんなプレーをしてもスタメンに必ず選ばれるので、ならば決定的に重大なミスをしないよう、安全パイなプレーを選択していたのではないか?と思います。FC東京戦の前半で、驚異のパス数9を記録したのも、そんな背景があるのではないか?と勝手に思ってます)

特に、ディフェンシブな前選手が加入したことにより、その相棒はゲームメイカータイプでいいと思いますし、とにかく、セットプレー。

個人的には、下田選手がJリーグで一番のプレースキッカーだと思っています!

【GOAL/下田 北斗】FC町田ゼルビア vs 横浜F・マリノス|Jリーグ

町田にとって生命線のプレイスキックは、相馬よりも下田の方がいいと思います。

そういうわけで、現時点では、下田の方がスタメンにふさわしいと思います。

もっと言うと、白崎選手よりも、仙頭選手の方が序列が上でもおかしくないと思っています!(もちろんこれからの白崎選手には大きな期待をしています!)

話を戻すと、この四人の選手を眺めると

  • 前 白崎 下田 仙頭

ディフェンシブな特徴を持つ選手は、前選手だけです。

彼が怪我したら、どうなるのでしょうか?

あまりスタミナが無さそうなイメージもありますが、実は、走行距離で上位のドレシェヴィッチ。

彼が代役を務めるのは、個人的にはかなりアリだと思います。

とはいえ、複数ポジションできる選手はベンチに置いておきたい・・・という黒田監督の気持ちもあるかもしれません。

中山も出来なくはないはずですが、左ウイングバックでの守備が素晴らしいですし、右足のテクニックがかなり怪しい印象なので、やはり左が適正ポジションかなと思います。

ということで、何が言いたいかというと・・・

夏の大型補強が一番ありそうなポジションは、ボランチだということです!(素人の見解です。w)

後出しジャンケンで恐縮ですが、僕の脳内妄想は、2023年のバスケスバイロン加入(もともと黒田チルドレンなので、難易度は高くないか。w)を当てたこともあるので、期待してください。w

昨シーズンの夏には、ドレシェヴィッチの親友として日本を旅行していた、アルハッジ選手の加入が掲示板でまことしやかに囁かれていました。

Rami Al Hajj ▶ Skills, Goals & Highlights 2023ᴴᴰ

彼のようなタイプも、一見合わなそうに見えて、町田のサッカーにフィットするのではないかと思います。

まあ、若くて才能のありそうな選手なので、あえてJリーグには来なさそうですが。(´;ω;`)(笑)



6. まとめ:エリキは神戸で活躍する?

エリキは神戸で復活する可能性もあると思います。

ゴール前での嗅覚は昨シーズンも衰えていなかったので、使い方次第ではイケると思います。

ただ、スピードに関しては、もう戻らないのではないか?というのが僕の予想です。

さて、この移籍はどんな結果になるでしょうか。

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